１２月２１日、今年は閏年ですので例年より一日早く冬至祭を迎えることになりました。

冬至より授与致しております一陽来福の御札とは、「冬至二陰極マリ一陽ガ復タ生ジル」と云う易の言葉と「福聚海無量」 「福ヲ聚ムルコト海ノ如ク無量也」と云う経文の言葉を合わせて名付けられました御札です。

毎年（翌年）歳徳神（としとくじん・福徳を司る神さま）がおいでになります方向（恵方）に向けて貼りお祀りすることによって歳徳神の御利益を授かり、その年一年の全ての物や事が滞りなく通じ融通され皆さまに福が授かりますよう冬至前七日間、観音の秘法を修し江戸の昔より授与致しております。

当日は、早朝より「冬至祭護摩供祓い」が五回行われ 陽が昇るにつれ参詣の方々も本堂に集まり熱心にお参りされておりました。 今年は冬至の後も三連休が続き、多くの方が参詣されておられます。 「一陽来福」の御札は冬至より二月の節分まで毎日授与致しておりますので皆さまも福をお授かり下さいませ。