放生会並びに秋季本尊御開帳法会厳修。

毎年体育の日に行われます放生会は天気が気になる行事なのですが、今年は朝から真っ青な空が広がる好天に恵まれました。

放生会とは経典の「不殺生戒」から生まれた行事であり、その起源は古く中国から経典と共に伝えられ、日本では八世紀に最初に行われました。

當山では開創の頃より修しております伝統行事でもあります。

本尊を御開帳して、私たちの命を養うもととなった禽獣魚介(お肉やお魚)を供養し、鯉の稚魚を放つことによって慈悲の実践を行い放生の浄行を致します。

「人は一人で生きているのではなく、いろいろないのちに生かされている。」いのちの大切さ、共に生きることの有り難さを伝える行事です。

そして、私たちが元気で健康に過ごせますよう放生会の始まりは、落語家で現役のお医者様でもある立川らく朝先生による“聞くだけで健康になる”健康落語をご講演頂きます。

今年も多くの方にご参加いただき、客殿に笑い声が響いておりました。

落語で笑った後は、本堂に場所を移しまして本尊御開帳のもと法会を厳修致します。

そして最後に、放生供養碑の前の池におひとりおひとり稚魚の放魚を行います。

こうして放たれた稚魚は、この後川に放魚されます。

今年は、当日ご参加された方が大変多く、賑やかな放生会となりました。

今日の笑顔で皆さまどうぞお健やかにお過ごし下さいませ。

秋季彼岸会を厳修致しました。

23日秋分の日、この日は朝から曇り空でしたが秋らしい涼風が心地良く流れていました。

気温があまり上がらなかったからでしょうか、お墓参りに訪れる方や彼岸会に参加されます方々も、例年より早い時間から来山されておりました。

そして彼岸会法要が始まる頃には雲が切れ、陽も射し始めました。

今年は大変多くの方にご出席いただき、本堂内は満席の状態になり臨時の席を設けての法要となりました。

臨時の席の方々にはご不自由をお掛け致しましたが、法要後には「風が通るので涼しかったですよ。」と笑顔で話して下さいました。

また、「法話の声が聞こえませんでした。」とのお声もいただきましたので今後は対応を考えて参ります。

皆さま、ご苦労様でございました。

小地蔵です。

ご無沙汰しております。

久々にブログを書いてみました。

東京の今年の夏は異例ずくめで、雨の多い寒い8月となりました。

そのせいか、心なしか蝉の声もか弱く9月に入ったら余り聞かれなくなりました。

さて、そんな中境内の百日紅は7月初旬より咲き始めたものの、雨が多いせいか色味も白っぽく元気がありませんでした。(7月下旬撮影)

 

しかし、少しでも太陽が出ると色味も増し沢山花を付けてくれました。

「今は良くなくても耐えて、日々を大事にしっかりやっていればいつかは良い日が来るんだよ。」と、教えられているような気がしました。

9月を迎えてもまだまだ花を付けているその名の通りの百日紅。

お花ご鑑賞と共に是非御参拝下さい。

合掌

 

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