冬至祭・一陽来福
|
12月22日、今年も冬至祭を迎え一陽来福の御札の授与が始まりました。
この一陽来福の御札とは
「冬至ニ陰極マリ一陽ガ復ヲ生ジル」と云う易の言葉と、観音経の「福聚海無量」「福ヲ聚ムルコト海ノ如ク無量也」と云う経文の言葉を合わせて名付けられました御札で、毎年(翌年)歳徳神(福徳を司る神さま)がおいでになります方向(恵方)に向けて貼りお祀りすることによって歳徳神のご利益を授かりその年一年の全ての物や事が滞りなく通じ(融通され)皆様に福が授かりますよう當山本尊に祈願し、江戸の昔より授与致しております御札です。
今年は暖冬と言われておりますがこの日もお授けが始まった早朝でも例年の寒さは感じられませんでした。
明るくなると共に参詣者の数は徐々に増えてまいります。
好天にも恵まれ気持ちの良い青空が広がっておりました。
この日、五回行われました除災招福護摩祈祷が始まりますと参詣の方々も本堂に集まり熱心にお参りされておりました。
「一陽来福」の御札は冬至より翌年二月節分まで毎日授与致しておりますので皆様も福をお授かり下さいませ。